ようこそ、さらんワールドへ🌏
はじめに
中国語を学ぶ「日本人」が間違いやすい“中国語”について…
なぜ間違えるのか,どう正しく中国語を使うのか例文付きで紹介していきます!!
(学校の試験や中国語に関する試験でヒッカケられやすい単語を厳選)
この記事を見終えた頃には,もう同じ間違いを繰り返さないはず!
私と一緒に試験の点数アップや,正しい中国語での会話を目指しましょう~
お名前.com
✅
中国語を学びたい人
中国語系の試験を控えてる人(中検二級〜準一級レベル)
中国語でワンランク上を目指したい人
1.「〇〇を“経験”する」
みなさんは↑を中国語で言えますか?(言える方は飛ばしてよし◎)
1.正誤例文
(↓⭕️か❌か考えてみてね!)
1、我有过在海外生活的“经验”。
私は海外で暮らした経験がある。
2、这是我亲身”经验”过的事儿。
これは私が現に経験したことです。
3、我“经验”了有趣的事情!
私は面白い経験をした!
みなさん、手応えはどうですか?
全部正解やん!そのままやん!と思った方…
一個ぐらい違うのかなと思った方…
答えは…
1⭕️
2❌
3❌
正解は2と 3の“经验”を全て“经历”に変えてください。(1に関しては、どちらでも使えるそうです⭕️)
3は実際に私が中国現地で使って修正された例文です。
なぜ、“经验”を使わないか…どんな違いがあるのか一緒に学びましょう!!
经验/经历
1、動詞として…
“经历”;自ら見たり出会ったりしたことを表し、対象は仕事・生活・闘争(世界大戦など)・試練・時期・地域など範囲が広いです。
“经验”:実地に体験したことを表し、対象は仕事・生活などに限られます。
2、名詞として…
”经历“;人の経歴を指します
”经验“:実践を通して得られた知識や技能を指す
・“经验”と“经历”両方を使った例文
我在学习词语的经历中获得了宝贵的学中文的经验。
私は語句を勉強する経験の中で中国語を勉強するという貴重な経験をした。
(この文の”经历“は経験の「過程」を表し、”经验“は「経験を通して得たもの」を表しています。)
なんとなく違いが分かりましたか?
それでは次の間違いやすい単語に行きましょう!!
“続けるため”の オンライン英語コーチ「スピークバディ パーソナルコーチング」
2.「〇〇はとても“深刻”だ」
2.正誤例文
(↓⭕️か❌か考えてみてください)
1、新冠肺炎在全世界制造的恐慌很“深刻”。
コロナウイルスは全世界でパニックになりとても深刻だ。
2、他沉痛地认识到这是一个“严重”的错误。
彼はそれが重大な誤りであることを深刻に受け止めた。
3、问题不那么太“深刻”。
問題はそんなに深刻ではない。
3つ例文がありますが…
2だけ明らか文字が違うやんと思った方…
こんなの簡単だと思った方…
いや、さっきと同じで実はまた全問正解と思った方…
・答えは…
1、❌
2、⭕️
3、❌
1と3の“深刻”を“严重”に変えてください!
日本語の深刻は深刻じゃないの?と思われた方、严重と严格どちらを入れるか迷った方?なぜ違うのか分からない方…違いを見ていきましょう!!
深刻/严重/严格
1、意味の違い
【深刻】(意味、内容、分析、意見、反省…)深い、物事や問題の本質に触れている、(印象などが)深い、強い
【严重】(病状、情勢、災害、被害…)厳しい、重大である、深刻である、ひどい
【严格】(規則、基準…)厳格である、厳しい、厳しくする
意味を一通り見たら既にわかった方もいると思いますが…中国語の“深刻”には、日本語の「深刻」の意味である「(自体や状況が)重大である、(態度や雰囲気が)厳しい」の意味がなく、中国語では“严重”“严肃”などが当てはまります!!
例文)深刻な顔=“表情严肃”
事態が深刻である=“事态严重”
2、“严重”と“严格”どう見分ける!?
どちらも「厳しい」という意味があり…漢字も似ているので間違いやすい単語です。
例文とともに、どのように違うのか、区別の仕方を確認しましょう!!
・“严格”と“严重”の例文
1,老师很严格的要求学生把中文学好。
先生は学生たちに厳しく中国語を身につけるよう求める。
2,这是很严重的局势。
これはとても厳しい事態だ。
例文を見ると…
“严格”は「人」を形容していて“严重”は「事」を形容しているという違いが分かりますね!
3.「〇〇をする“覚悟”」
3.正誤例文
(↓⭕️か❌か考えてみてね)
1、我“觉悟”答应您的任何要求。
私はどんな注文にも応じる覚悟です。
2、你果真有干到底的“觉醒”吗?
あなたは果たしてそれをやり通すだけの覚悟があるのか?
3、“做好精神准备”了吗?
さあ、覚悟はいいか?
今回は一つずつ文字が違います
覚悟は日本語と同じ「1」だと思った方…
「3」長すぎるから違うと思った方…
・答えは…
1、❌
2、❌
3、⭕️
まさかの…
やたらと長い“做好精神准备”が「覚悟を決める、覚悟をする」という意味なんです!!
ここで気になった方もいると思うので…中国語の“觉悟”は日本語だとどのような意味があるのかを紹介します!
【觉悟】(1)「(物事の道理)を悟る、自覚する」
(2)「(思想、理論などに対する)意識、自覚」
例文)
1、他“觉悟”到自己做了。
彼は自分の誤りを自覚した。
2、他需要有作为社会成员的“觉悟”。
彼は社会人としての自覚が必要だ。
3、你什么时候才能“觉悟”过来呢。这样下去就会断送自己的前程。
君はいつになったら目を覚ますの?このままでは自分の将来をダメにしてしまうよな。
まとめ
「私も…僕も…よく間違える単語だった!!」「引っ掛かるところだった…」「漢字似てるけど意味が違うんだ…」等,どれか当てはまったものはありましたか?また,正しく覚えることができましたか?今回紹介したものを使いこなせそうですか?
中国語は日本の漢字につられて、間違えて覚えてしま宇ことが多々あります…。そんな時にこの記事が少しでも勉強の一助になれば幸いです。私も良く混乱するので…その度に復習して,原因を突き止めて,更新していきます!!次回もお楽しみに~
おまけ
中国語に興味ある方に…今回はオススメの辞書のリンクを貼っておきます🔻
下記のものは一冊あれば事足りるような辞書です(辞書は時間がある時に、ペラペラ見るだけでも面白いです‼︎)
また小型版は、移動する時など持ち運びにも便利でオススメです‼︎用途に合わせて使ってみてください‼︎
基礎を少し学んでみようと思う方…中国語を話せるようになりたい方…一緒に勉強して語学を楽しみましょう!!
さいごに
「似たような単語で,間違いやすい単語はこれもあるよ!」「私…僕…はこの単語で引っかかる!」などがございましたら,TwitterのDMにて教えていただけると幸いです!!!
また,北京外国語大学や留学「中国・カナダ・フィリピン」についての不安や相談、質問があれば、TwitterのDMに送っていただけたら、アドバイスできるかと思います。
最後まで見てくださり、ありがとうございました。
🔻チェック&フォロー
Twitter:https://mobile.twitter.com/sarangworld520
Followする
動詞として经验を使われているのはあまり見たことがないかも…